第2章閉幕
6月に薪窯でパンを焼く事を終了いたしました。
昔いつか薪窯でパンを焼きたいと思っていた事がこの4年間実現できた事はとても貴重な体験になりました。初めて試作で薪窯でパンを焼いた日は絶望的でまだ早すぎたと一瞬後悔しましたが試行錯誤しながらバゲットやクロワッサン、小物パンやケーキ、焼き菓子など色々なパンやお菓子を作れるようになった事はこれからも続くパン職人の人生で大きな糧となりました。
辞める理由としては色々ありますが
一つに夏の暑い中での作業は予想以上に体力を奪われ、このまま続けてもあと何年耐えられるかという思いに去年の夏感じてしまい、体が壊れる前に薪窯を辞めてガスオーブンに切り替え、あと30年くらいパン屋を続ける方がいいんではないかと考えました。
他にも理由はちらほらありますが、これからはガスオーブンを使い、今まで通り自家培養酵母でパンを発酵させてなるべくいい材料を使い、おいしいパンを作り続けたいと思っているので第3章もどうぞ宜しくお付き合いくださいませ!