story.2_小さな時に父はよくインドの話をしてくれた。

小さな時に父はよくインドの話をしてくれた。いつか娘達をインドへ連れていくことが父の念願でした。私が13才の時その念願を実行し、姉と私と3人でそれぞれリュックサックを背負い、5ヶ月間の旅が始まった。タイ、インド、ネパール、どの国も父の話していた通り最高だった!
13才の私には衝撃的なことばかり。。
生きるとはこういうことだ!とインドで毎日つけた自分の日記に書いてあった。マネーマネーと近寄ってくる人も、物売りも、かんかん照りの暑い中裸足で私達を運んでくれる力車の人も、どんな人も皆んな必死で生きている、そのせいなのか目がキラキラ輝いて見えた。カッコイイー!って姉とよく話したのを覚えてる。
幸せの価値なんて皆んな違う。
貧しいのが可哀想とか、ゆとりのない生活してて可哀想なんて、勝手な偏見で、5年後10年後、いや明日のことすら分からないからこそ今を懸命に生きてる。
今日思ったことを、明日同じように思えるか分からない。だから明日のことも来年のことも、ましてや5年後、10年後のことなんて真剣に考えたって仕方のないことだ。
こうやって、今を精一杯生きれることが何より幸せなことなのかもしれない。
それを忘れ、明日や未来の心配ばかりして、あの人より幸せに、あの人みたいに苦労しないようにと他人と比べて生きていたら、自分の本当の幸せなんて分かるわけない。
私の幸せが誰かにとっては、不幸せかもしれない、その逆もね。
だから測れない幸せなんてものに縛られないで自分の思うように生きようと13才の私は胸を弾ませた♪
(前回も書きましたが、小2までしか学校へ行ってないので、日本語が下手なのは許してね )(>_<)
by yuima